ザンダンシャタル議長:2020~24年に2200件の法律が可決
政治
(ウランバートル市、2024年6月6日、国営モンツァメ通信社)6月5日、2024年の春季国会定例会が閉会された。ゴンボジャブ・ザンダンシャタル国会議長が閉会式で行った演説の全文は以下の通り。
第9回モンゴル国会総選挙に関連し、2024年の春季定例会が閉会となる。春季定例会は、58営業日にわたって開催され、240件以上の法律を審議・可決した。その中で特別法として、憲法の改正に伴い、モンゴル国会法改正案とモンゴル国会本会議規則法改正案が可決された。結果、モンゴル国会の発展の新時代が開始され、126名の議員から構成される国会の権限、構造、組織、運営、会議順序が確立された。
同定例会で、モンゴル国会査察法が改正され、裁判所設置法が可決された。これら法律により、汚職との闘い、富の盗難暴露、犯罪に適切な刑罰と責任を課す正義の原則が保証された。国家汚職防止プログラムの実施に向けた行動計画が採択され、モンゴルの将来の発展を担う地域開発コンセプトが新たに策定された。全体的に、同春季定例会の目標は達成されたと結論付けることができる。
2020年の国会総選挙により設立された第8回議会は、12回の定例会と非定例会、5回の特別会議を開催し、合計約2200件の法律を可決した。同議会は、可決された法律の数に加え、質の面でも成功を収めた。
我々は、改革の目標とし、「3D」または「Digital」、「Deliberative」、そして「Democratic」議会を掲げ、国民の統治権を確保する上で大きな成果を上げた。
法律制定と政策決定への国民の参加確保、オンラインを活用した国民の統治権の行使が大きな成功を収めた。このため、国会が導入した電子システム「D-parliament」と「D-Application」が重要な役割を果たしている。