モンゴル発案の決議が採択
政治
(ウランバートル市、2024年6月21日、国営モンツァメ通信社)6月19日の第78回国連総会本会議でモンゴルが発案した「2025 年を国際協同組合年とすることに関する決議」が採択された。
モンゴルは1980年代以来2年ごとに「社会開発における協同組合の役割」決議を定期的に発案し、国連総会で採択されてきた。同決議の枠内で、「国際協同組合年2012」を宣言し、実施に成功した。従い、以前の国際年の成果を踏まえ、2025年を再び国際協同組合年と宣言し、「世界的な協同組合運動の展開促進」と「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実施に対する協同組合の貢献を向上させるための取り組みを提案したことが加盟国の支持を得た。
来年の国際協同組合年の枠内で国連加盟国および諸協同組合、国連協同組合振興促進委員会(COPAC)、国際協同組合同盟(ICA)などが「協同組合は世界の幸福のため」をテーマに様々な取り組みの実施を予定した。
「2025年を国際協同組合年とすることに関する決議」の枠内で実施される一部の取り組みの特徴はモンゴル政府が実施している「新協同組合・裕福な遊牧民」プログラムとの緊密な連携であると外務省が報じた。