国連開発計画アジア太平洋局長と会談
政治(ウランバートル市、2024年8月27日、国営モンツァメ通信社)8月25日、ダシゼグベ・アマルバヤスガラン国会議長は、カンニ・ウィグナラジャ国連開発計画(UNDP)総裁補兼アジア太平洋局長と会談した。
会談の冒頭、アマルバヤスガラン議長は、国連開発計画が世界女性フォーラムを開催するモンゴルの発案を当初から支持し、同フォーラムの開催に積極的に参加したことに対し感謝の意を表明した。国連と国連開発計画はモンゴルの社会経済発展を支持し、60年間以上協力してきた信頼できるパートナーであると強調した。また、持続可能な開発目標、男女平等、健康、教育、気候変動、天然資源管理、良好なガバナンスなど多くの分野で積極的に協力する旨を述べた。
カンニ・ウィグナラジャ局長は、モンゴルで実施されているプロジェクトとプログラムを視察するため、ホブド県、ザブハン県、ドルノド県、スフバータル県を訪問し、気候変動の緩和と適応のための取り組み、遊牧民と協同組合の優れた実践を観賞したことを強調した。
また、女性国会議員と面会し、地方での男女平等確保に世界の優良事例を導入することで意見交換したと述べた。今後、協同組合や意思決定レベルでの女性の参加率の上昇を支持することに加え、エネルギー改革にも協力したい旨を表した。
双方は、モンゴルと国連開発計画との協力を新たな事業により充実させ、広範囲で協力することについて意見交換した。