フレルスフ大統領、「未来に関するハイレベル会合」で演説

フレルスフ大統領は第79回国連総会に出席
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2024-09-23 17:10:34

(ニューヨーク市、2024年9月23日、国営モンツァメ通信社)米国・ニューヨーク市で開催された「未来に関するハイレベル会合」でオフナー・フレルスフ大統領が行った演説の全文は以下の通りである。


親愛なる国連事務総長殿、

親愛なるご来賓の皆様及び代表者の皆様

ご列席の皆様


この「未来に関するハイレベル会合」は、アントニオ・グテーレス国連事務総長の「私たちの共通の目標」発表で言及された平和で持続可能な、包摂的で適応力のある、繁栄した未来への道筋を明確にする重要な出来事となっている。このハイレベル会合の準備を担当し、調整役を成功裏に果たしたナミビア共和国とドイツ連邦共和国常駐代表者に深く感謝申し上げる。


「持続可能な開発2030」プログラムの実施状況を評価し、プログラムの推進に新たな活力を与え、活動を一層加速させる目的で、本日の「未来に関するハイレベル会合」を発案し、開催したアントニオ・グテーレス国連事務総長にも深く感謝申し上げる。


「未来のための契約」、「次世代に関する宣言」、「世界的デジタル開発契約」文書が、複数回の協議と話し合いに基づいて採択されたことは、複雑な現代において私たちの共通の目標と政治的意志を強化する重要な一歩となっている。


モンゴル国は、平和を重んじ、開かれた、独立した、多元的な外交政策を一貫して実践する国として、世界各国の歴史、文化、文明、宗教、国民的利益、発展の道に基づく多様な視点を尊重し、国際関係を多元的な原則に基づいて構築することを目指している。


モンゴルは、国際法と国連憲章を尊重した多国間協力の強化が国際的な平和と安全を確保するための主要な手段であると考えている。その中で、対話や相互理解、相互信頼の強化が、世界の安定と平和共存の重要な基盤であると認識している。