モンゴル国大統領のトルクメニスタンへの国賓訪問が終了
政治
(ウランバートル市、2024年10月13日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ・モンゴル国大統領のトルクメニスタンへの国賓訪問が終了した。
フレルスフ大統領は、アシガバート市の国際空港で、バティル・アトダエフ・トルクメニスタンの副首相兼内閣官房長官をはじめとする公式代表らにより見送られた。
訪問の枠内で、モンゴルとトルクメニスタンの国家元首が個別会談および公式協議を行い、両国の関係、地域問題、国際舞台における協力について意見交換を行い、共同声明を発表した。また、フレルスフ大統領は、トルクメン国民の国家指導者である、ベルディムハメドフ・トルクメニスタン議会ハルク・マスラハティ議長をはじめとする要人とも会談した。
フレルスフ大統領は、トルクメニスタンのマフトゥムグリ・フラギ著名な詩人・思想家の生誕300周年を記念して開催された「時代と文化の結びつき、平和と発展の基盤」国際フォーラムに、来賓ゲストとして出席し、開会式でスピーチを行った。また、訪問の一環として、モンゴルとトルクメニスタンの文化共同公演が両国の国家元首の後援のもとに開催され、モンゴルの馬頭琴オーケストラが初めてアシガバートの地で演奏を披露した。
さらに、『モンゴル・トルクメニスタン・ビジネス・フォーラム』も成功裏に開催され、両国のビジネス関係者や生産者の間でつながりが築かれたことは、今後の貿易、投資、ビジネス協力の拡大にとって重要な出来事となった。1992年にモンゴル国とトルクメニスタン国が外交関係を構築して以来、初めて行われたこのハイレベルの訪問は、両国の関係と協力に新たなスタートを切る重要な意義を持つものである。