ドルノゴビ県:植生被覆が10倍増加
10億本の植林(ウランバートル市、2025年01月08日、国営モンツァメ通信社)「シャムバラ2056」エンジニアリング・プロジェクトは、気候変動、砂漠化、土地劣化を減少させ、持続可能な緑地を作ることを目的として、エルデネ郡で5年目に実施されている。
同プロジェクトの一環、現在までに土地劣化が進行した13万平方㍍の面積に6万6857本の樹木が植林され、世界的に有名な2つのランドアート(Land art)が創作されている。モンゴルの砂漠化が進行している地域での同プロジェクトは、エコシステムの回復に貢献している。
2019年
NASAの「MODIS Sentinel-5p」衛星および「Sentinel-2」衛星を使用した調査で、同地域に樹木を植林する前と比較して、植生被覆が10倍増加したことが確認された。
2024年
同地域は、ドルノゴビ県で最も広い面積に一度に最多の樹木を植林し、成功裏に育てている地域となった。「シャムバラ2056」プロジェクトは、2024年~2026年にかけてさらに10万本の樹木を植林する計画がある。