首都で16の新基準が施行決定
社会
(ウランバートル市、2025年3月19日、国営モンツァメ通信社)市議会は、市民が健康で安全かつ快適に暮らせる環境を整えるために、都市の基準を更新し、新たに16の基準を制定した。新基準は、10月1日から施行される。
2022年に38の基準、2023年に14の基準が制定され、現在も有効である。
E.ゲレルト・オド都市開発・都市基準局の都市基準担当上級専門家は、「首都で運営する法人は、財産形態に関わらず、都市開発計画と都市基準に従う義務がある。
新基準によれば、全ての首都行政機関は、都市基準の実施に努めることができるようになった。都市基準は、計画、実行、受領、活用という 4段階で施行され、実施される。例えば、計画段階で、入札に関する書類、建築計画書、施工図などに、都市の基準が反映され、それに基づいて建設が進められる。次回は、9区の関係機関と連携し、同年度の国家予算で実施された改良開発に関する情報を入手し、コンサルティング・委託業者のエンジニア、技術者に都市基準を施行するための方法論を提供する」と述べた。
首都知事室は「新基準」に以下のものが含まれていると報じた。
・墓地環境の衛生、安全性の一般要件
・飲料水源の保護に関する要件
・キャンプ場、国家保護地域における野生動物に優しいフェンスの一般要件
・池の造成、雨水の収集・再利用に関する要件
・小中高等校舎の外装と内装に関する要件
・幼児教育機関の外装と内装の要件
・省エネルギー住宅の標準設計
・子供キャンプの屋外環境に関する一般要件
・母子公共部屋設計ガイドブック
・住宅の断熱材、外壁、屋根材に関する要件
・バス停の乗客待合室に関する一般要件
・都市道路設計に関する一般要件
・道路の修繕に関する要件