国連人権理事会に第4回報告書を提出
社会
(ウランバートル市、2025年4月5日、国営モンツァメ通信社)モンゴルは今年、国連人権理事会に人権状況に関する第4回報告書を提出する。
昨年、同理事会に人権状況に関する中間報告書を提出した。モンゴルは国際人権機関からの勧告を実施するための活動計画を策定し、その実施状況を監査する常設委員会を設立した。
この一環、家族・労働・社会保障省が実施している貧困削減政策や決定が「モンゴル・欧州連合人権対話」会合の際に発表された。
同会合に欧州連合およびモンゴルの人権保護に関する省庁と行政機関の代表者らが出席し、国際人権機関からモンゴルに出された勧告の実施状況について情報を提供した。
2024~2028年政府行動計画で人間開発指標を10位上昇させ、貧困率を2分の1に削減する目標が掲げられている。また「ビジョン2050」戦略で、2030年までに貧困率を15%、2050年までに5%に削減する目標が設定されている。