ルブサンシャラブ選手、スカイスノーAP選手権で二冠

スポーツ
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2025-04-08 09:41:55

(ウランバートル市、2025年4月8日、国営モンツァメ通信社)4月5日~6日、第1回スカイスノーアジアパシフィック選手権2025が群馬県嬬恋村のパルコール嬬恋リゾートで開催された。


モンゴル代表のナツァグドルジ・ルブサンシャラブは、2023年FISジュニア世界選手権アルペンスノーランニングのチャンピオンであり、モンゴル国内のチャンピオンでもある。ルブサンシャラブ選手はスカイスノーAP選手権で二冠を達成した。


ルブサンシャラブ選手は、全長3.5㌔、標高差610㍍ 、標高2,080㍍に達するバーティカル(VERTICAL)種目で、28分10秒のタイムで勝利を収め、一つ目の金メダルを獲得した。次に、全長10㌔のループコースで、標高2,110㍍の頂上まで標高差850㍍を登るクラシック(CLASSIC)種目で52分2秒のタイムで優勝した。これらの勝利により、同選手はスカイスノーアジア・パシフィック選手権でモンゴルの国歌を2回奏でた。


スノーランニングは、雪に覆われた山岳地帯でアスリートの持久力と精神力を試す過酷なスポーツである。ジュニア世界選手権のタイトルを2年前に獲得した後、同選手はゴビ・アルタイ地方の険しい高地でこの選手権に向けたトレーニングを積んできた。


同選手の勝利は、2025年グローバル選手権の決勝に出場する資格を得た。そして、近年、アルペンスノーランニングは世界中で急速に人気を集めており、特にモンゴル、日本、韓国、オーストラリア、ヨーロッパなどの国々で成長を見せている。