ザンダンシャタル:チェスジュニア選手の目標拡大と競争強化

スポーツ
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2025-04-08 11:08:14

(ウランバートル市、2025年4月8日、国営モンツァメ通信社)4月22日から、モンゴルのチェス連盟とアジアチェス連盟が共同で、「Asian Zone 3.3 Chess Championships 2025」をホリデイ・インホテルで開催する。10ヵ国以上の優秀な選手が参加する。


また、4月7日に、モンゴル代表チェスプレーヤーを選抜するオープン大会が独立記念館で始まった。同大会には160人の選手が参加し、男性と女性それぞれのカテゴリーで上位20名が「Asian Zone 3.3 Chess Championships 2025」に出場権を獲得する。


G.ザンダンシャタル・モンゴルのチェス連盟会長は「私たちはチェススポーツの歴史において再び新たなページを開く重要な大会の証人となっている。1960年から現在に至るまで、国際チェスの歴史の中で開催されてきたアジアチェス選手権が、7年ぶりにモンゴルで2回目の開催を迎える。インドネシアで開催された『Asia Zone 3.3 Chess Championship 2023』に、S.ビルグーン・グランドマスターが優勝した。今年は、モンゴル代表のチェスプレイヤーがその成果を引継ぎ、ゴールデン・トロフィーを手にすることを期待している。この大会は、プロフェッショナルなチェスプレイヤーだけでなく、ジュニア選手たちの目標を大きくし、競争をさらに強化するものと確信している」と述べた。



1960年、インドのマドラスで開催されたアジア選手権では、モンゴルのS.ムームー・スポーツ・マスターが初めて参加し、銅メダルを獲得した。その後、1966年にL.ミャグマルスレンがモンゴルから初のチャンピオンとして誕生し、国際マスターのタイトルを取得した。


アジア3.3地区選手権は、2019年にモンゴルで初めて実施された。同大会では、S.ガンエルデネ国際マスター(IM)とB.ムングントール・グランドマスターが成功を収め、世界選手権(FIDE World Cup)への出場権を獲得した。 また、2023年の『Asia Zone 3.3 Chess Championship』では、モンゴル代表のS.ビルグーン・グランドマスターが優勝した実績がある。