聴覚障害者の生徒、技術活用により一般学校で学べる

社会
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2025-04-25 10:14:16

(ウランバートル市、2025年4月25日、国営モンツァメ通信社)P.ナランバヤル教育大臣が、ウランバートル市第29番学校の生徒たちにノートパソコン(Chromebook)を贈呈した。


教育省は「教育のためのグローバル・パートナーシップ(GPE)」の無償援助資金で実施している「Enabling Equality to Advance Learning (EQUAL)」プロジェクトの一環として「聴覚に障がいのある学習者向けの補助機器の調整」試験運用を、今年8月から開始する準備を進めている。


この取り組みにより、全国の学校で学んでいる軽度または重度の聴覚障がいのある生徒や教員に向けて、必要な340台のノートパソコンが配布される。今回はそのうちの一部が、第29番学校の生徒たちに手渡された。


このような機器の調整により、生徒たちは自分の学区内のどの学校でも、テクノロジーの支援を受けながら学習できる環境が整うこととなる。


なお、第29番学校には、聴覚や言語に特別支援を必要とする子どもたちが、全国各地から集まり、学んでいる。