国連平和維持活動(PKO)閣僚級会合が開催
社会
(ウランバートル市、2025年5月15日、国営モンツァメ通信社)国連平和維持活動(PKO)閣僚級会合において、S.ビャンバツォグト防衛大臣が出席している。
ドイツ連邦共和国で開催されているPKO閣僚級会合には、130カ国以上から800人を超える代表者が出席している。会合には54カ国の閣僚が参加し、PKOにおける各国の関与や政治的支援、困難な状況下での効果的かつ迅速な対応能力について意見を交わし、今後の国際協力の方向性を明確にすることを目的として議論が行われている。
モンゴル国軍は2002年からPKOへの参加を開始した。最初に派遣されたのは2人の軍事監視要員で、コンゴ民主共和国で任務にあたった。
モンゴルはその後の23年間で、コンゴ民主共和国、西サハラ、スーダン共和国、エチオピア・エリトリア、ジョージア、シエラレオネ、チャド、南スーダン共和国、アフガニスタン・イスラム共和国、スーダンのダルフール地方、イエメン、国境紛争地域であるアビエイ地域、さらにイラク、コソボなどで行われたPKOに参加した。
S.ビャンバツォグト防衛大臣は、PKO閣僚級会合の場で、モンゴルが今後も国際平和のための活動に積極的に取り組み、平和維持要員の派遣をさらに拡大していく方針であることを表明した。