ガショーンソハイト・ガンツモド国境検問所の鉄道建設が開始
政治
(ウランバートル市、2025年5月15日、国営モンツァメ通信社)ガショーンソハイト・ガンツモド国境検問所の接続建設の開幕式が行われた。
同建設事業は、1955年のモンゴルと中国の協定に基づいたザミーンウード・エレーン鉄道建設以来、2本目となる鉄道路線である。
ガショーンソハイト・ガンツモド国境検問所を鉄道で接続するための両国政府間協定は、今年2月14日に締結され、その3ヵ月後に建設工事が開始された。
同鉄道接続により、国境検問所能力が2倍に向上し、石炭の輸出量が1億6500万㌧に達し、年間収入が15億米㌦増加する。
2004年から議論され、2008年以降継続してきた協議が、このたび実現することとなった。
開幕式に、オユンエルデネ首相をはじめ、モンゴル国会議員、政府閣僚、中国政府代表団、内モンゴル自治区党委員会委員長、在モンゴル中国特命全権大使、そして両国の施工企業の代表らが出席した。