モンゴル英国議員連盟、英国議会代表団と会談
政治
(ウランバートル市、2025年6月25日、国営モンツァメ通信社)Ch.オンドラム・モンゴル英国議員連盟会長は、連盟議員らと共に、ファビアン・ハミルトンIPU英国グループ長をはじめとする代表団を迎え、会談を行った。
会談の冒頭、オンドラム・モンゴル英国議員連盟会長は、ウランバートルで再会できたことへの喜びを表し、代表団のモンゴル訪問を歓迎した。また、リンジー・ホイル英下院議長の招待により、モンゴル国会議長の公式訪英代表団の一員として訪問に参加したことに言及し、この訪問が両国の立法機関間の協力を深める上で重要な意義を持つものであったと強調した。さらに、ファビアン・ハミルトンIPU英国グループ長をはじめとする代表団の訪問も両国の議会間協力にとって重要な成果をもたらすものであると述べた。
ファビアン・ハミルトンIPU英国グループ長は、モンゴル英国議員連盟会長および連盟議員らが時間を割いて会談に応じたことに謝意を表した。会談では、教育、文化、観光、経済分野における二国間協力の拡大について意見を交わした。モンゴル政府は観光業を経済の主要分野の一つと位置づけ、2023年から2028年を「モンゴル訪問の年」と定めている。この方針のもと、モンゴルは34ヵ国の国民に対して最長30日間のビザ免除措置を導入しており、英国のすべての旅券保持者についてもビザなしで入国できるようになったことが強調された。さらに、観光や人的交流、経済活動の活性化を目的として、モンゴル政府と英国政府との間で締結された「航空協定」が、2024年に改定されたことにも言及された。