13万9000世帯にローン提供
経済
(ウランバートル市、2025年10月1日、国営モンツァメ通信社)9月29日、国会経済常任委員会が設置した住宅ローンプログラムの実施状況を検証する作業部会が初会合を開いた。モンゴル銀行や都市建設・建築・住宅省、財務省、モンゴル住宅ローン公社など関係機関が出席し、首都と地方における事業の展開状況や資金調達の仕組みについて報告した。
同プログラムは開始以来、累計10兆1000億トゥグルグを13万9000世帯に融資した。平均返済期間は17. 7年で、2023年からは地方向けに年利3%の補助金付きローンが導入された。初めの3年間の利子分は国庫が負担し、頭金の最大6割まで保証制度が利用できる。
銀行システムにおける住宅ローンは健全性が高く、95.1%が正常債権とされる。昨年第4四半期に融資全体が前年比33.1%増加し、住宅ローンも23.9%伸びた。新規融資は前年の1.5倍に拡大したが、来年9月時点で未処理の申請額が4兆9000億トゥグルグに上る見通しである。