エルデネス・タワントルゴイ社、320万㌧の石炭を輸出
経済
(ウランバートル市、2025年10月6日、国営モンツァメ通信社)ゴンボジャブ・ザンダンシャタル首相は、10月4日に「エルデネス・タワントルゴイ」公社を訪問した。同社のツァンヒ地区で新鉱山の開発が始まり、高品質のコークス用石炭が国際価格で販売可能になった。
政府は2025年7月9日に「エルデネス・タワントルゴイ」公社で3ヶ月の特別体制を敷き、特別全権代表団を任命した。
U.ビャンバスレン政府特別全権代表団団長は、特別体制期間に実施された業務内容を以下のように報告した。
・停滞取引所での取引を再開させ、75回の取引を通じて580万㌧の石炭を販売し、5億1380万米㌦の収益を上げた。
・契約の停滞を解消し、石炭輸送量を月間170万㌧から280万㌧に増加させ、1.6倍に拡大した。
・機材の稼働準備率は56%から81%に向上した。
・Dashboardシステムの導入により、採掘や輸送の状況をリアルタイムで監視できるようになった。
・政府と企業の協力により、2026~2029年の中期戦略が策定された。
・2025年10月6日にチャオフェイディアン条件付き取引を発表し、日本、韓国、インドなどの第三国市場への進出の第一歩を踏み出した。
・ツァンヒ地区で新鉱山の開発が始まり、高品質のコークス用石炭を国際価格で販売することが可能になった。
・製品の経済効率が40%向上した。
「エルデネス・タワントルゴイ」公社は、2025年8月に270万㌧、9月に320万㌧の石炭をガショーンソハイト国境検問所とハンギ国境検問所を通じて輸出した。