国連との協力強化に向け意見交換
政治
(ウランバートル市、2025年12月12日、国営モンツァメ通信社)ゴンボジャブ・ザンダンシャタル首相は12月10日、ヤープ・ファン・ヒールデン国連常駐調整官と会談した。
両者は、持続可能な開発目標(SDGs)達成の活性化や2026年8月にモンゴルで開催予定の「国連砂漠化対処条約第17回締約国会議(COP17)」の準備状況について意見交換を行った。
ザンダンシャタル首相は、モンゴル政府が国連との協力関係を重視してきたことを強調した。また、汚職防止に関する国連条約の一環として、「選挙候補者、政党、選挙キャンペーンの資金透明性向上」に関する決議案を立案・推進していることやモンゴルに国連の麻薬・犯罪対策機関の事務所を設置するため取り組んでいることを報告した。
ヤープ・ファン・ヒールデン氏は、モンゴルの社会・経済における喫緊の課題解決やCOP17の成功裏な開催に向けて各面の支持を行う用意があることを強調した。また、社会的不平等の是正、雇用創出、エネルギー移行、デジタル移行の促進にも取り組む意向を示した。

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