日本からオペラ劇場「蝶々夫人」を観劇にイタリア人指揮者と、歌手の声量に感動

カルチャー
arvis@montsame.mn
2016-04-18 14:37:46

 9日、10日の両日、モンゴル国立オペラ・バレエ劇場では、プッチーニ作曲のオペラ「蝶々夫人」を上演した。そこに日本からの一行6人の姿があった。東京から来たと言う有泉祥子さんをはじめ、九州の佐賀、大分、鹿児島、島根、山口など各地からの集まった人たちで、「私たちは指揮者のロベルトさんの大ファンです。毎年、ロベルトさんは箱根のガラスの森美術館でコンサートに出演しておられます。それもオーケストラの指揮者としてではなく、アコーディオンの名手として。このため、本来の指揮者としてのロベルトさんをぜひ観たいとはるばるやって来ました」と言う。イタリア出身のロベルトさんは、作曲家で指揮者。世界各地で演奏活動を続けているが、最近はモンゴルでも指揮棒を振っている。「ロベルトさんの指揮で、オーケストラに緊張感がただよいキリッとしまる」と観客の評判も上々。有泉さんらは、「素晴らしい演奏と、モンゴル人歌手の声量に圧倒されました。日本のオペラ以上ですね。涙が出ました」と口々に感想を語った。一方、ロベルトさんのモンゴルオペラ評は、「年々、世界最高水準に向けレベルアップし、舞台では歌手たちが熱演していますね」と称賛する。モンゴルのオペラやバレエは、観光の目玉として十分世界の人々を感動させることが出来る。今後、こうしたツアーが日本各地から訪れて来ることを期待したい。

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