第12回ASEM財務大臣会合、日本からは麻生太郎財務大臣が出席

政治
arvis@montsame.mn
2016-06-10 14:36:13

 第12回ASEM財務大臣会合は9日午後2時半、ウランバートル市で開催され、ASEMの加盟国43カ国の財務大臣及び欧州委員会の経済・金融総局、国際通貨基金(IMF)、世界銀行、欧州中央銀行(ECB)、欧州復興開発銀行(EBRD)、欧州投資銀行( E I B ) 、アジア開発銀行( A D B ) 、アジア・インフラ投資銀行(AIIB)、東南アジア交流協会(ICA)、マスメディアなど計210名が出席した。日本からは副総理の麻生太郎財務大臣、エストニア、マルタの財務大臣、8カ国の財務副大臣が出席。この場では、「アジアと欧州マクロ経済開発・今後の見通し」、「世界及び地域の財政持続可能確保」、「アジアと欧州における良好な交流・協力」という会議が開かれた。
冒頭、Kh.ガンツォグト財務事務次官発言において、「モンゴルでは経済協力を非常に重視しています。このような時、第12回ASEM財務大臣会合が開かれています。この2日間、43カ国及び2つの国際機関と会談できることが大
きなメリットです」と指摘した。初日、会合のアジェンダを審議し、「アジアと欧州マクロ経済開発・今後の見通し」のテーマの下、講演が行われた。目的は、アジア・欧州両地域のマクロ経済開発の現状や見通しを審議し、貧困率を減らし、経済成長支援政策を定義する。また、ASEM各国の経済成長支援の枠組みでは予算、金融政策、革新政策について意見を交換し、共同宣言書を採択した。

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