オユトルゴイ社、坑内掘開発事業で国内企業と協力

経済
khosoo@montsame.mn
2016-08-11 18:38:34

 21日、CIMICグループの子会社である「Thiess」社がモンゴルの「Khishig Arvin」社と協力し、オユトルゴイ社と、坑内掘り開発プロジェクトに関する契約を締結した。契約では、地下坑道入口および、内部へとつながるベルト・コンベアを建設する。

 これは建設事業の継続に重要な役割を果す。Thiess社が管理する同プロジェクトにより、約1億3000万米㌦の利益が見込まれるが、この80%がThiess社の収入になるという。Khishig Arvin社は建築および鉱業方針で営業を行っているモンゴルの企業である。およそ24万㎥にわたり、坑道入口のための土木工事が行われる。これによって、地下から外に出る特別な入口ができる。具体的には、幅5.5m、高6m、長6.5kmの2つの隣接トンネルを建設する。一方のトンネルは従業員の移動と機械の搬入のために利用する。もう一方のトンネルには、鉱石や廃棄物を外に出すためのベルト・コンベアを建設する計画である。本事業では総計3万5000㎥の土木工事と掘削作業が行われる。CIMICグループのマルセリーノ・フェルナンデス会長は「このプロジェクトはオユトルゴイ坑内掘開発事業に重要だけでなく、Thiess社の鉱業における範囲の拡大化にも重要な意義を持っています」と強調した。また、オユトルゴイ社の地下採掘プロジェクトのマルコ・ピレス責任者は「オユトルゴイ社が国内企業と協力することで、モンゴルへの新技術の導入、技能と経験の向上に良い影響があります」と強調した。 プロジェクトは2016年7月に開始し、2020年に完了する計画。

コメント