モンゴルの卓球小史

スポーツ
naranchimeg199@gmail.com
2019-01-30 11:16:27

  テーブルの上で小さな軽いボールでプレーし、目線と才能が要求される卓球というスポーツ。モンゴルでは1950年代から当時の外務省や大学など少数の場所で、楽しまれるようになった。卓球アマチュア第1回大会が1955年に行われた。この大会は当時の中央スタジアムで行われ、少数の者が出場し、男子ではCh.チョイウォン選手、女子ではD.エレデネサナー選手がそれぞれ優勝した。 

 その後、モンゴルでは卓球に励む人々の数が1956年から1957年にかけて増え、今では卓球台のない機関や学校は珍しくなった。1960年に北朝鮮から卓球選手を招待し、合同練習を行ない、親善試合を開いた。この試合ではモンゴルの女子代表が9対0、男子代表が12対1で敗退した。その後、1960年の9月1日に正式の代表チームを7人のメンバーで編成。1966年に代表チームが第1回アジア選手権大会に出場し、男子代表が5位、ダブルスでビャムバジャム選手とトムボー選手が4位に入り、外国での大会で初めて入賞した。1 9 9 0 年以降、モンゴル国は市場経済に変化し、それに連れてスポーツも変化した。その結果、モンゴル国に卓球クラブが新たに誕生し、現在、ウランバートルや地方には「テムーレル」、「スターズ」、「ソル・モ」、「オチ」など10以上のクラブが活発な活動を行なっている。これらのクラブでは、経験豊かなベテラン選手やマスター、成長中のルーキー、コーチらが常に練習を行ない、数多くの選手を育成している。