フレルスフ首相、モンゴル平和維持部隊の激励のため 南スーダンを訪れる
政治
オフナー・フレルスフ首相が南スーダンで展開する国連平和維持活動に従事するモンゴル国防軍部隊の激励のため、同国を訪れた。14日、内閣府が発表した。
モンゴルの派遣部隊は、2012年以降、同国ベンティウ近くの難民キャンプ警備に従事。
フレルスフ首相は、厳しい環境の中で活動する各隊員を激励するとともに、その生活改善、能力底上げなどについて意見交換を交わした。また、首相は平原弘子・国連南スーダン派遣団ベンティウ事務所長と会談し、「国連第73回の総会一般演説では、平和かつ調和の執れた紛争なき世界を実現させることを呼びかけた通り、モンゴル外交においては、国連平和維持活動への参加が非常に重視されている」と立場を改めて表明した。一方、平原所長は「モンゴルの各隊員は規律を厳守しており、避難民にはやさしく、モンゴル語を教えるなど、積極的に仲良くなっている」と評価した。
一方、フレルスフ首相は、同国のジェームズ・ワニ・イッガ副大統領と公式会談に臨んだ。イッガ副大統領は、モンゴル平和維持部隊が同国の平和・安定化の実現に向けて大いに貢献していると、謝辞を述べた。両氏は、農業や教育分野での協力について協議した。