「シュド」プロジェクトの開始に向け

社会
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2023-03-19 10:22:55

36日、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相は口腔ケアサービスを提供している医療従事者と会談した。ダンガ-・バヤルボルド保健省公衆衛生局長代理は口腔ケアサービスの現状、課題について発表した。

   202251日から「早期発見診断」が開始され、現時点で86万人が参加している。診断を受けた全人口の64.8%(557280人)が017歳の子どもで、そのうちの238184人の児童に関連症状が診断された。その内、虫歯は61.5%、歯の奇形は2.4%、視力低下は1.1%を占める。登録された虫歯児童121602人の83%は617歳で、虫歯有病率の世界平均は40%~45%であるに対し、モンゴルの平均は80%~99%で、その2倍である。同会談の際、国立歯科顎顔面センター開設、ウランバートル市歯科・顎顔面センターの拡大、健康保険から民間歯科医院に資金援助が提案された。

  医療従事者らは地方の歯医者不足の課題解決、顎顔面衛生士の育成に対する政策的支援、幼稚園、義務教育学校に歯磨時間を設定し、環境を作り、虫歯予防教育の実施に取り組むべきだと強調した。オユンエルデネ首相は参加者らの意見を聞いた後、ソドノム・チンゾリグ保健大臣及び関連者に口腔健康改善に関する総合的な対策を内閣議で検討し、健康保険基金から民間歯科医院に資金提供すると共に診断や治療サービスを提供し、2024年から実施する「シュド()」プロジェクトの準備計画を立て、公衆健康支援に関する法的環境の改善を一任した。