米国と淡水資源の分野で重点的に協力
政治
4月26日にドルゴルスレン・スミヤバザル首都知事兼ウランバートル市長はリチャード・ボアンガン在モンゴル米国特命全権大使を迎え、ウランバートル市における今後の重点的協力分野について意見交換をした。
会談の冒頭、スミヤバザル首都知事兼ウランバートル市長は「ウランバートル国際投資パートナーシップ」フォーラムに参加したボアンガン在モンゴル米国特命全権大使に感謝の意を表し、「米国はモンゴルの第三の隣国であり、両国が民主主義を重んじる共通の価値観を持つ戦略的パートナー国である。両国間の協力の枠組みにおける主要成果の一つが、両政府のミレニアム ・チャレンジ ・コーポレーションにおける2回目のコンパクト協定が締結され、成功裏に実施中。ウランバートル市の淡水資源不足が差し迫る状況にあり、今後もこの分野で米国と緊密に協力し続けたい」と述べ、さらに、ウランバートル市の地方分権化と渋滞緩和に向け実施する事業を紹介し、官民連携に基づき、国内予算及び国際協力の支援により、段階的に実施予定であると強調した。
ボアンガン在モンゴル米国特命全権大使は「ウランバートル市は住みやすい快適な都市である。同フォーラムに参加し、モンゴル政府の政策と重点分野に関する情報を得た。今後も協力関係を促進していきたい」と述べた。
ウランバートル市は米国デンバー市と姉妹都市であり、2006年の市議会決議によりイヘ・トイロー大通りから北京通りまでの、セルベ河川添え通りを「デンバー通り」とした歴史がある。