中国、国内食肉製造業4社から新たに輸入許可を
経済
(ウランバートル市、2023年10月23日、モンツァメ通信社)年初以来、モンゴルは5万6400㌧の食肉を輸出し内、89%が中国に、6%がイランに輸出された。そこで、中国税関からモンゴルの食肉製造業の4社からの食肉輸入許可を新たに交付した。
食糧・農牧軽工業省によると、中国への加熱加工肉の輸出権利を持つ企業は14社、ハラール加工肉の生産と輸出ができる7社がある一方、ロシアへは、食肉輸出を行う30社以上、加工食肉製品を輸出する13社あると報じた。
以前は、国内企業が輸出許可申請のため5~6の政府機関の関与を経ていたが、今年7月1日からはオンラインで直接申請し、許可の受け取りができるようになった。輸出登録のため主に必要となる書類である、獣医学総局発行の国際獣医証明書、国立獣医研究所発行の原産地証明書、標準計量局発行の適合証明書や税関検疫局発行の家畜および食肉輸出証明書などは、デジタル媒体で取得・発行可能となった。
さらに、同省は食肉輸出における規制緩和について国家食品安全評議会における審議の結果、2023年10月~2024年10月までは枠数などによる規制をしない方針が決定された。