ガンダン・テクチェンリン寺院、新大住職が即位
社会
(ウランバートル市、2023年11月18日、モンツァメ通信社)モンゴル仏教の中心地であるガンダン・テクツェンリン寺院の大住職モンゴルの神の宗教的中心地であるガンダン・テクツェンリン寺院大住職の座主にノムーンハン30世ラアランバであるドラムラグチャー・ジャブザンドルジ氏が11月18日に即位し、モンゴル仏教界の最高学府となった。
即位式に宗教界代表らをはじめ、国会議長、議員、政府関係者、大使、外国要人、信者らが参加した。
ガンダン・テクチェンリン寺院大住職となったジャブザンドルジ院長は、1980年にスフバートル県生まれ、故郷のエルデネマンダル修道院で弟子入りし、その後ウランバートル市のダシュ・チョイリン寺院、ガンダン・テクチェンリン寺院ダシュ・チョインペル修道院で修行した。1998年にインド・ブライブン僧院ゴマン学堂留学以来、2017年にはラアランバ称号を擁護し、1930年代の大弾圧により仏教が禁止されて以来、ラアランバ称号を擁護した初のモンゴル出身宗教家となった。