馬頭琴の尊重、普及を発令
政治
(ウランバートル市、2024年2月1日、国営モンツァメ通信社)本日、オフナー・フレルスフ大統領は、馬頭琴を尊重し普及させるよう政府に指示し、発令した。
人類文化の無形遺産、モンゴル民族の誇りであり、歴史的記憶、精神、情熱、魂である二弦の馬頭琴の普及強化を指示した。
この枠で:
義務教育機関における総合的な芸術教育の学習環境、資金提供、馬頭琴学習の特別なカリキュラを導入
郡、県、首都における文化センターで馬頭琴教室を実施
世界的に馬頭琴の促進と普及に一層の注意を払い、海外のモンゴル学校や訓練センターに馬頭琴と民族芸術の学習を支援する特別プログラムを創設
第一級国家賞である「チンギス・ハーン」勲章、モンゴル文化大使の国立馬頭琴交響楽団をオーケストラと規模拡大し、その予算、物的基盤の強化、馬頭琴のプロ演奏家育成の制度を支援
馬頭琴の工芸と生産を支援し、発展させ、楽器製作者を育成
大統領の後援の下、3年ごとに「国際馬頭琴フェスティバル」を開催するよう指示された。また、全国民に対し、各家庭で馬頭琴を演奏し、子供たちに伝えることで、国家芸術とモンゴル文化の普及に貢献するよう呼び掛けた。
同法令を、ヤンゴぐ・ソドバータル大統領府長官が読み上げた後、フレルスフ大統領が署名し、ロブサンナムスライ・オユンエルデネ首相に手渡した。
1992年、政治的政策及び国民支持、国家元首の決定により「ハーン・ホール(国家馬頭琴)」が製作され、閣議決定により国立馬頭琴交響楽団が設立された。その後、2002年に馬頭琴の尊重に関する法令が発令された歴史がある。
2023年に大統領が、国立馬頭琴交響楽団による馬頭琴の復活と普及、国家の誇りと文化の拡大に対する特別な貢献を認め、第一級国家賞である「チンギス・ハーン」勲章を授与した。