第7回医師フォーラムが開催

社会
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2024-10-16 09:33:04

(ウランバートル市、2024年10月16日、国営モンツァメ通信社)保健大臣の発案により開催される「保健分野のウィーク」活動の一環、3つの大規模なフォーラムが行われる予定である。


具体的には、今月17日、 コーポレート ホテル・ コンベンション センターで管理職の相談会が行われる。同相談会は「公衆衛生政策を優先事項とする」というテーマのもと、過去の成果や課題そして今後の活動の基本方針や範囲を明確にする。

今月18日に、オフナー・フレルスフ大統領の後援の下、第7回医師フォーラムが政府庁舎で開催される。同フォーラムは、国民の健康を支援・保護し、分野の発展や医師の労働評価の向上を図るだけでなく、治療・診断・サービスの優れた手法や経験の共有、新しい知識や情報の交換などにおいても重要な機会となる。

同フォーラムは、政府の2024年6月6日の261号決議により、5年ごとに開催されることが決定された。フォーラムで、医師や医療専門家から今後の施策や注目すべき問題に関する意見を収集し、会議からの勧告を作成し、人材に関する課題を解決するための方法を話し合う。また、国民の保健管理・サービスを改善するため医療分野で必要とされる政策も紹介される。

最後に、10月19日に政府庁舎で第一地域医師の相談会が行われる。

モンゴルの長期的な発展政策では、国民の健康と社会の向上を目指し、幼少期から生活の質を改善することで、2030年までに平均寿命を78歳、2050年までに82歳に引き上げる目標が掲げられている。この目標に向けて、基礎的な保健医療サービスをすべての国民が利用できるようにし、各地域で経済的な負担を感じることなく必要な医療サービスを受けられるシステムの改善に務めている。

全国で約19万世帯、30万5000人以上の遊牧民が地域の郡の保健センター(医療機関)や地域医師から医療サービスを受けている。従って、第一地域医師の相談会で、社会保健と医療サービスにおける地域医師の役割や関与、質に基づく業績の資金調達、人材育成について情報を提供する。また、地域医師の意見を聞き、専門的なスキルを向上させる研修を行う予定である。