「健全な環境での生活」事業、2万3000世帯が恩恵を受ける

経済
montsushin@montsame.gov.mn
2024-12-09 14:15:26

(ウランバートル市、2024年12月9日、国営モンツァメ通信社)ウランバートル市への移住・移動は過去20年間で加速し、現在、首都の人口集中と負荷が限界に達し、人口密度が72.8%に達している。


結果、ウランバートル市の47%をスラム地区が占め、大気、水、土壌の汚染がウランバートル市の深刻な問題となっている。上記の問題は、自然環境と社会に配慮し、温室効果ガスの排出削減、持続可能でグリーンな投資支持を目的としたモンゴルのグリーン・ファイナンス・コーポレーションを通じて、包括的に解決することが可能となった。


モンゴルのグリーン・ファイナンス・コーポレーションの33%を開発銀行が保有し、気候変動対策のグリーン・サポート基金と共同で取り組む体制が整った。モンゴルのグリーン・ファイナンス・コーポレーションの設立により、基準を満たす国内の金融機関に優遇条件でのグリーン・ローンの提供が行われる。銀行と金融機関はこの資金をまず、省エネルギー技術、個人住宅、そして断熱工事を支援するローンの資金調達に使用する。従って、2万3000世帯の8万6000人が恩恵を受け、健全で快適な環境で生活する条件が整う。さらに、1470人の新雇用が創出され、二酸化炭素の排出量が約22%削減できるという試算が示された。