Ulaanbaatar
AI-92ガソリンの平均価格、2023年比変更なし
経済
（ウランバートル市、2025年2月18日、国営モンツァメ通信社）2025年1月現在、首都で、消費財およびサービス価格が前年同期比9.7％上昇している。販売されている牛肉1㌔の平均価格は、2025年1月に2万1633トゥグルグとなった。これは、2023年1月比36.7％、2024年1月比16.3％、2024年12月比4.7％または966トゥグルグ上昇している。
1等小麦粉の平均価格は、2025年1月に2223トゥグルグとなり、2023年1月比2.9％上昇している。
AI-92ガソリン1㍑の平均価格は、2025年1月に2390トゥグルグとなり、2023年1月以降変化しなかったと、国家統計委員会が報じた。
ウランバートル市のインフレ率にガソリンと燃料を除く輸入品の価格が3.1％、食肉と固形燃料を除く国産品の価格が5.3％の影響を与えた。
食糧価格は2023年同期比9.2％、非食糧価格は9.7％、商品価格は7.5％、サービス価格は16.4％上昇した。
インフレ率は2024年1月に7.6％、2025年1月に9.6％となった。年間の上昇速度が2024年同期比2ポイント上がっている。国内のインフレ率にガソリンと燃料を除く輸入品の価格が2.9％、食肉と固形燃料を除く国産品の価格が5.1％の影響を与えた。
インフレ率は2025年1月に9.6％となり、その2.7％が輸入品の価格上昇に起因している。合計410種類の品目があり、その221品目が輸入品で、全体の46.0％を占めている。
パン、小麦粉、米の価格が5.8％上昇し、小麦粉の価格が0.7％、パンと焼き菓子の価格が8.9％、麺類の価格が18.3％上昇したことが起因している。
2025年1月現在、ハンガイ地域で商品価格が8.2％、西部地域でサービス価格が23.3％上昇した。ハンガイ地域で食糧価が1.1％、西部地域で非食糧価格が10.5％上昇し、最高の上昇率となった。
2025年1月現在、消費財とサービス価格がドンドゴビ県で6.3％上昇したことが地方で最低の上昇率となり、ホブド県で17.2％上昇したことが最高の上昇率となった。
また、消費財およびサービスの価格指数が2020年の基準に対し2023年に更新された。
