「ホワイト・ゴールド」運動の枠で7880億トゥグルグの融資を提供

政治
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2025-02-21 17:48:31

(ウランバートル市、2025年2月21日、国営モンツァメ通信社)2月20日、政府庁舎で「ホワイト・ゴールド」全国運動に関する官民会合が開始された。同会合は、大統領発案の「ホワイト・ゴールド」全国運動を活性化させ、官民の役割、責任、業務連携を改善することを目的としている。


ジャダンバ・エンフバヤル食糧・農牧業・軽工業大臣は、「ホワイト・ゴールド」全国運動の計画および参加側の連携と協力について発表を行った。


同氏は、「モンゴルは、世界カシミヤの40%以上を供給している。国内生産者は、同業界の主要なプレーヤーと見なされている。世界のカシミヤ市場は2029年まで毎年6%の成長を遂げ、43億米㌦に達する見込みである。世界羊毛市場の統計によると、モンゴルは羊の頭数でトップ14に格付けられる。つまり、モンゴルは毎年3万㌧の羊毛を収集できる。羊毛市場は2029年までに3.2%の成長を遂げ、456億米㌦に到達する前向きな成長が見込まれている。世界市場における皮革製品の年間平均成長率は4.3%であり、2029年までに3762億米㌦に達する見込みである。「ホワイト・ゴールド」全国運動は、2028年末まで4年間実施される。同期間は経済的に好調な時期であるため、この機会を効果的に活用しなければならない」と指摘した。


同氏はまた「昨年の家畜調査によると、モンゴルに5770万頭の家畜がいた。2024年の家畜調査結果によると、今年は8500㌧のカシミヤ、3万㌧の羊毛、1900㌧のラクダ毛、397.6㌧のヤク毛、1720万枚の皮革を収集できる。従って、政府は産業技術パークを設立し、家畜由来の原材料の加工能力を増強する予定である。例えば、カシミヤの完全加工水準を20~40%、羊毛の加工水準を25~55%、皮革の加工水準を30~50%まで上昇させる」と述べた。


同会合にU.フレルスフ大統領、J.エンフバヤル食糧・農牧業・軽工業大臣、B.ダワーダライ大統領経済政策顧問、S.アマルサイハン副首相、B.ジャブハラン財務大臣、B.ベイセン国会自然環境・食糧・農牧業常任委員会委員長、モンゴル銀行と商業銀行の代表ら、皮革、羊毛、カシミヤ部門の生産者が出席した。