アマルバヤスガラン議長、趙楽際委員長と会談
政治
(ウランバートル市、2025年2月26日、国営モンツァメ通信社)2月25日、アマルバヤスガラン議長は、趙楽際中国全国人民代表大会常務委員長と公式会談を行った。
会談の冒頭、、趙楽際委員長はアマルバヤスガラン議長の中国訪問に喜びを表し、山と川でつながった良き隣国であるモンゴル国との関係と協力が近年、全ての分野で深化していることに満足感を示した。また、両国のハイレベル相互訪問、対話、会談などの頻度増加、戦略と発展目標の連携、貿易・経済分野における互恵協力の更なる拡大を指摘した。更に、今後、両国の包括戦略的パートナーシップを安定的に発展させるため、積極的に取り組むことを強調した。
アマルバヤスガラン議長は、国会議長としての外国訪問が永遠の隣国である中国から始まったことに喜びを表し、習近平国家主席と趙楽際委員長に充てたオフナー・フレルスフ大統領の挨拶を伝えた。同氏は、モンゴルと中国の包括戦略的パートナーシップに、両国議会間の協力関係が重要な役割を果たしていると述べ、両国議会が伝統的かつ友好的な関係にあり、相互訪問と協力が積極的に進展していることに喜びを表した。
モンゴル・中国議会間の定期的な会合メカニズムの第5回会議は、昨年、両国外交関係構築75周年とモンゴル・中国議会間の定期的な会合メカニズム設立の10周年を記念する年に開催された。今回の会議はモンゴルで開催される。両側は、同メカニズムの枠で、議会が可決した法律と決議の実施監査、立法における国民参加増加への先端的技術の活用、情報技術の導入などに関する経験共有について意見を交換した。
アマルバヤスガラン議長は、「三つの充実」戦略に基づいて行動していることを強調した。同氏は、両国の発展戦略の連携を深め、特にインフラ、国境検問所の開発、再生可能エネルギー、農業、先進技術、自然環境の分野での協力を強化することを提案した。モンゴルと中国の発展政策を連携させる一環、来年承認される中国の第15次五カ年計画に両国が共同実施する主要プロジェクトを盛り込むことについて意見交換した。