モンゴル代表団が第150回IPU会議に出席
政治
(ウランバートル市、2025年4月7日、国営モンツァメ通信社)今月5日~9日にかけて、ウズベキスタン共和国タシケント市で、列国議会同盟(IPU)第150回会議が開催されている。
同会議で、フレルバータル・ボルガントヤ副議長、O.ノミンチメグ国会議員兼IPU人権委員会副委員長、国会議員のN.ナランバータル氏、B.ポンサルマー氏、バーサンドルジ国会事務局長が出席している。
この期間中、IPUの理事会、常任委員会、人権委員会、中東問題委員会の会議に加え、女性議員フォーラムと若手議員フォーラムも開催される。
一般討議は「社会開発及び社会正義のための議会行動」をテーマに行われ、その目的は議論及び意見交換を通じて地域協力を強化し、議会活動の活性化を図ることである。
また、平和・国際安全保障常任委員会と持続可能な開発常任委員会で議論された課題の決議が承認される他、一般討議の際、成果文書が採択される。
会議の初日、モンゴル国会代表団は女性議員フォーラムに出席した。ジェンダー平等の推進、意思決定における女性参加の増加、女性議員のリーダーシップ強化、提案、協力の深化を目的とする同フォーラムは、創立40周年を迎える。女性議員フォーラムの際、代表者らは、ジェンダー平等に直面する妨害を解消する目標を設定した北京宣言および行動計画が採択されてから30年間が経過したと指摘し、過去の進展、今後のアプローチや解決策について意見交換を行った。
ボルガントヤ副議長、国会議員のナランバータル氏、ポンサルマー氏はアジア太平洋グループ会議に出席し、地域連携の強化、加盟国間の協力拡大に、議会業務を方向づける観点から意見交換を行った。
昨年、スイス連邦のジュネーブ市で開催された第149回IPU会議において、ノミンチメグ議員がIPU議員人権委員会のメンバーに選出された。同氏は、今回の会議においてIPU人権委員会副委員長として取り組んでいる。