モンゴル・ハンガリー外交75周年 写真展開催
社会
(ウランバートル市、2025年5月1日、国営モンツァメ通信社)4月30日、「ハンガリー・モンゴル外交関係樹立75周年」記念写真展が、チンギス・ハーン国立博物館内の「銀の樹」ホールにて開幕した。
モンゴルとハンガリーは、1950年4月28日に外交関係を樹立し、1957年にはウランバートル市とブダペスト市にそれぞれ外交代表部を開設するなど、長年にわたり関係を築いてきた。
今回の写真展では、両国が外交関係を樹立してから75周年を迎えるにあたり、両国民の歴史的な交流を示す主要な出来事を写した写真が展示されている点が特徴である。
「銀の樹」を制作したフランス出身の名工ヴィレルムシュ氏は、1241年~1242年にかけてのモンゴルの侵攻時に、ハンガリーのフェヘールヴァール市で捕らえられ、カラコルム市へ連行されたという。同氏はハンガリーとフランスで身につけた技術をモンゴルで発揮し、「銀の樹」を完成させたという歴史がある。