建設業者に対し大規模検査を開始

社会
b.enkhtuya@montsame.gov.mn
2025-05-09 15:54:13

(ウランバートル市、2025年5月9日、国営モンツァメ通信社)首都検査局は、建設分野で活動する97の企業・事業所を対象に、計画的な検査を開始した。同検査で建築物の品質や安全性、建設現場の配置、周辺環境の安全性、認可された都市計画、インフラ設備(配管・電線など)の設置状況が重点的に調査される。


同局インフラ基準・監督部のB.ナイラムダル部長は、「建設活動の増加に伴い、完成後に数多くの違反が判明しているのが現状である。そのため、施工段階での監査体制を強化し、関係者の責任を明確化する必要がある」と述べた。また、今回の監査は国家監査法に基づき、対象企業へ5日前に事前通知を行ったうえで実施されているという。


この検査は7月5日まで、約2か月間にわたって実施される予定である。

現在、最も多くの建設が行われているのはハンオール区、バヤンズルフ区、スフバートル区で、その大半が住宅用建築物とされている。