オユンエルデネ首相、内モンゴルのガンツモド国境検問所を訪問
政治
(ウランバートル市、2025年5月15日、国営モンツァメ通信社)5月14日、オユンエルデネ首相は、中国・内モンゴルのガンツモド国境検問所を訪問した。この際、「チャイナ・エナジー」グループ会社の取締役会会長であるゾウ・レイ氏が首相を表敬訪問した。
オユンエルデネ首相は「この鉄道は、両国間の鉱産物、特に石炭取引の拡大、長期的かつ安定的な供給の上で重要な一歩となっている。モンゴルと中国の外交関係樹立75周年を迎えるにあたり、両国はこれまで協議段階にあったプロジェクトを実施に移すことに合意した。モンゴル政府の14件のメガプロジェクトで最優先に位置づけられた同プロジェクトが実現し、建設が開始されたことが、両国の協力関係の中で歴史的な成果である」と強調した。
双方は、モンゴルのゴビ地域にある再生可能エネルギー資源を活用し、協力することに合意した。また、「チャイナ・エナジー」グループ会社と連携し、エネルギー分野の高度専門人材の育成や先端技術の導入にも取り組むことになった。
首相は、中国の石炭購入企業の代表者らに面会し、石炭取引に直面している課題や困難、法的調整、解決すべき問題について意見交換を行った。