「ブック・フェスティバル」で日本語・日本文化イベント

社会
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2025-05-17 16:05:22

(ウランバートル市、2025年5月17日、国営モンツァメ通信社)第37回「ブック・フェスティバル」において、国営モンツァメ通信社の日本語版『モンゴル通信』は、「日本語と日本文化」をテーマにしたイベントを通じて宣伝活動を行った。




本日開催されたこの文化イベントでは、第23番学校の6年生であるU.エングーンさん、N.バトサーロルさん、そしてO.エングーンさんによる合唱「ただ声一つ」が披露され、来場者の心をしっとりと包んだ。




また、同校のゲゲーンボロルさん、グンデグマーさん、エンフバヤスガランさん、エネレルさん、チンボロルさんの5人による日本舞踊が華やかに披露され、観客を魅了した。




さらに、「日本について誰が一番詳しいか」を競うクイズ大会も行われた。この大会で優勝したのはトゥブシンバヤルさんである。感想を尋ねたところ、「親戚の半分が日本に滞在しているため、日本に対して自然と興味を持つようになった」と語った。まさに“地の利”を活かした勝利といえる。




モンゴル縦文字のカリグラフィーと日本の書道による「名前書き体験」も行われ、多くの来場者が自分の名前を美しい文字で書いてもらう貴重な機会を楽しんだ。




加えて、折り紙やけん玉といった日本の伝統的な遊びを体験できるコーナーも設けられ、子どもから大人までが日本文化に親しんだ。




イベントのもう一つの目玉は、「白(ハク)」日本人経営のレストランによる日本料理の実演・試食会を開催した。日本料理の調理を実演し、訪れた人々に本格的な日本の味を提供した。




会場ではこのほか、日本茶と日本のお菓子の提供も行われ、モンゴル人来場者は味覚を通じて和の文化を体感した。こうした多彩なプログラムを通じて、来場者は日本文化に直接触れる貴重な機会を得るとともに、文化交流の深化を実感できる一日となった。