ダライ・ラマ14世 1979年以来、9度目のモンゴル訪問
政治チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は18日~23日の日程で、モンゴル仏教界の中央寺院であるガンダン・テグチェンリン寺院と仏教徒たちの招請によるモンゴル訪問を果たした。今回の訪問は、1979年以来9度目で、2011年の訪問以降、5年ぶりとなった。
中国から「モンゴルはダライ・ラマの訪問を許可すべきではない」との要求があったが、これに対して、Ts.ムンフオルぎル外相が18日に「ダライ・ラマの訪問は、モンゴル仏教界の中央寺院であるガ
ンダン・テグチェンリン寺院とモンゴル人仏教徒たちの招請によるものであり、モンゴル政府と一切関係ない」と政府の立場を表明するなどで対応した。
一方、同寺院のD.チョイジャムツ寺管長は、「ダライ・ラマ14世の訪問は、同寺院の単独行為によるものではない、モンゴル人仏教徒から招請です。モンゴル人口の約6割が仏教徒です」と同訪問について説明した。
コメント