エルデネト工場、権益取得問題 機密文書の解除を閣議決定

政治
naranchimeg199@gmail.com
2019-03-11 16:44:08

 ロブサンナムサライ・オユンエルデネ内閣官房長官は2月27日、閣議後の記者会見で、「エルデネト工場」や「モンゴルロスツェットメト合弁会社」を巡る対策に関する2016年9月9日付きの閣議議事録を機密から解除する、と発表した。また、機密解除について国家安全保障会議の容認を得て、一般公開するとの考えを示した。

 2016年9月9日の閣僚会議でD.エルデネバト前工業大臣が、モンゴル政府が資金拠出の余裕がないため、優先権を放棄して49%の権益をモンゴリーン・ゼス社に売却する案件を発表していた。国会は、エルデネト工場の権益を巡る法令を取り消し、再国有化を決定した。憲法裁判所も、当該問題に関する国会決議案が合憲との判断を下した。一方、モンゴリーン・ゼス社が、「同社と貿易開発銀行が財務上又は経営上連結していない」ことを理由に、政府を相手取り、行政裁判所に提訴して勝訴している。今回、機密解除された文書は、この日の閣僚会議に同席した貿易開発銀行幹部による「両者が連結している」との供述内容も含まれるのだという。

 また、オユンエルデネ官房長官は、モンゴローン・ゼス社の資金調達行為も資金洗浄の可能性があると指摘。当局も、金融犯罪を視野に捜査を進めていると述べた。

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