バトツェツェグ外務大臣、カザフスタン訪問
政治バトムンフ・バトツェツェグ外務大臣はカザフスタンのムフタル・トレウベルディ副首相兼外務大臣の招請により同国を10月10日~14日にかけて訪問し、ヌルスルタンで開催されるアジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)の第6回外相会議に参加した。
同会議にモンゴルをはじめロシア、インド、カタール、バーレーン、キルギス、ベラルーシ、ウズベキスタンを含むCICAの27加盟国の外務大臣と副大臣が会議に出席し、パンデミック後の新社会構築、経済再生、地域の安全保障に向けて協力強化に関して意見交換を行なった。
バトツェツェグ外務大臣は「パンデミック後の多くの課題へ効果的に対応するにはより緊密な協力が必要であるこの時期に第6回会議が開催され、重要なプラットフォームになった」と強調した。議長を務めるカザフスタンのカシム=ジョマルト・トカエフ大統領が開会式に出席した。
CICAは、1992年10月5日第47回国連総会において、カザフスタンのヌルスルタン・ナザルバエフ前大統領がアジア全域の相互協力と信頼醸成を目的とする地域フォーラムとして設立を提唱したことに始まる。来年はCICA設立30周年を迎える。
訪問中、バトツェツェグ外務大臣はカザフスタンのカシム=ジョマルト・トカエフ大統領を表敬し、ムフタル・トレウベルディ副首相兼外務大臣と外相会談を行なった。