ニャムバータル法務相が会見、リオ・ティント側の妥協案を公表

鉱業
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2021-10-28 12:35:53

 ヒシゲ―・ニャムバータル法・内務相は10月26日、記者会見を開き、オユトルゴイ開発プロジェクトに関する交渉を巡り、英豪リオ・ティントが妥協案を提示したことを明らかにした。

ニャムバータル法務相は、リオティントが政府が保有する権益34%に割り当てられる出資金23億米㌦の負債についてその7割にあたる16億米㌦を免除することを提案したとし、リオ・ティントから政府への妥協案が25日にあったことを明かした。妥協案は4つの項目から成るという。

 1.モンゴル側が将来的に負担せねばならない負担額は23億米㌦に上ると推定。政府の保有権益34%に割り当てられる負債額は14億米㌦。2009年からの12年後の利子払い付きで、負債総額は23億米㌦となる。リオ・ティントは政府負担額の23億米㌦に対して7割に当たる16億米㌦を免除することを申し出た。当該措置は、収益、配当金、法人税、財務計算の改善につながるという。

 2.坑内掘り開発の延期は、パンデミック時の状況をさらに悪化させている。これに関連して、総額1兆トゥグルグ(3億5000万米㌦相当)の支払いを履行する余地があると提案した。この支払いは3年連続で行われる が、課税や配当金に該当しない。

 3.坑内掘りの開発費は54億米㌦と見込む。稼働も延期された。総額54億米㌦を超える支出について管理費を請求しないと提案。坑内掘り開発のコストオーバーランにつき、2028年以降、保証料1.9%の支払いを無効としたい。

 4.資金調達するため、坑内掘り開発費の超過費用分を承認せねばならない。その点でモンゴル政府に協力してほしい。

ニャムバータル法務相は、オユトルゴ開発プロジェクトを巡る交渉を弱める狙いでさまざまな方面から圧力を受けているとした。一方、70%の負債免除に関する立場についての質問に「我々はこれ以上のことを提案しており、今回の妥協案について首相へ報告する。以前の立場を改めて表明する」と法務相が回答した。



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