中国の貨物輸送制限措置、関係者が対応を急ぐ
経済外務省は11月29日、ザミーンウーデ国境検問所とエレンホト国境検問所の間の貨物輸送に関する 中国側からの制限措置を受けてから、関係者らを呼び、オンライン会議を開いたと報じた。
会議には首相事務局と副首相事務局、財務省、鉱業・重工業省、道路・運輸開発省、国境検問所に関す る全国会議、ドルノゴビ県庁、在モンゴル中国大使館、駐フフホト総領事館、駐エレンホト領事館、国境警備や衛生当局等の関係者らが出席した。ニャムドルジ・アンフバヤル外務省事 務次官が議長を務めた。
会議では、自動車道路輸送の再開に向けた準備、ザミーンウーデ国境検問所とエレンホト国境検問所の鉄道輸送状況、両国国境検問所における感染管理体制の強化、中国側の対策措置と今後の対応について協議した。
モンゴル鉄道公社が国境の中間時点で貨物コンテナ積降しを担うほか、モンゴル流通仲介協会がコンテナ・プラットフォームから入国作業を行う。同社らは作業内容や詳細について説明した。中国側と合意した猶予期間内で、輸送を迅速に行えるよう作業を急ぐとともに、万全を整える方向で会議が終了した。