2022 年の干支「壬寅」はどんな年になる?

社会
bolormaa@montsame.gov.mn
2022-02-02 12:22:15

モンゴルのお正月は旧暦に基づいているため、2022年のお正月は22日(水曜日)から24日(金曜日)までとなる。今年、2022年の干支は「壬寅(みずのえ・とら)」である。果たしてどんな年になるのだろうか。J.ゴンチグスレン・トゥデンペルジェーン修道院長に尋ねた。「壬寅」は、十干が壬、十二支が寅である。壬寅は「新しく立ち上がること」や「生まれたものが成長すること」といった縁起のよさを表している。壬寅をモンゴル歴の土牛の特徴により見ると、青い頭、白い胃、赤い胸、青い足、角・耳・尾は黄色、口を開けて尾を左に向けて動かす緑色の牛である。牧夫は青い顔、黄色いデール、緑の帯を身に纏っている。彼は帽子の右耳を下ろし、左耳を上げている。また、彼は髪の毛を二つ結びにし、片方を左耳の後ろに、もう片方を右耳の前に下ろしている。黄色い木の枝を手に持った筋肉質の若い男(牧夫)が牛の右側に、裸足で静かに歩いている。これらの総合的な特徴から言うと、今年は風が強く、葉や花が咲き、病気が蔓延する。春と季節の初めには雨が多い。年初は干ばつであるが、後半からは雨が多い。中年・若者にとっては良いが、幼児・高齢者にとっては注意が必要。

「六十年」の星占いでは、「改良」の特徴を持つ寅年の一年間は金・銀が豊富、人には幸せと言われている。改良はチベット語では「ギジッド」と言い、恩人の意味を表す。誰しもが良いことも悪いことにも耐え、他人を傷つけないように、誰もが自分自身を守れば、今年は良い年になるだろう。寅年生まれの年男・年女は、多くの課題に直面することが予想されるため、注意が必要。さらに、2021年は前年から続いて、新型コロナウイルスの感染拡大が私たちの生活に大きな影響を与え、廃業を余儀なくされた店舗ややむなく退職した人々もたくさんいる。来年2022年の寅年は、彼らにとって新しい芽が「成長する」、新しい日常が「始まる」年になって欲しいと願っているが、病気は自分から言ってこないので、誰もが警戒する必要があると思う