バトツェツェグ外相中国の王外相と電話会談

政治
ariuntsetseg@montsame.gov.mn
2022-04-14 15:17:38

    外務省は4月7日、バトムンフ・バトツェツェグ外相が中国・王毅外相と電話会談し、国際情勢及び二国間関係、協力促進、国境検問所の再開、両国貿易拡大等について率直な意見交換したと発表した。外務省によると、双方はモンゴル・中国の国境を越えての輸出入の増量、水際対策の強化、パンデミックで閉鎖した国境検問所の再開、貨物通過の再開、天津港における貨物滞留の対処策を取り上げて協議したという。バトツェツェグ外相は天津港に代わる新たな港について言及し、滞留問題の解消を打診した。王外相は「国境検問所における物流問題の解消はモンゴルにとって重要な課題。優先順位が高い」と理解を示すとともに、中国も同問題を注視していくとした。王外相は「中国は国境検問所の運営正常化、輸入拡大に向けて段階的な方策を講じており、今後、一部の国境検問所が規制解除となる」と言及。一方、ガショーンソハイト検問所におけるドライバーから新規感染症例92人が確認されており、モンゴル側も引き続き水際対策を強化する必要があるとの認識を示した。一方、バトツェツェグ外相は、国境検問所における物流問題を巡り解決を図るためにサインボヤン・アマルサイハン副首相、ボルド・ジャブハラン財務相及びヒシゲー・ニャムバートル法・内務相から構成される代表団と中国当局の協議会を打診した。