スイルヘミング山脈の アルガル羊は83%増加

社会
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2023-05-20 17:08:28

512日、モンゴル国立大学理学部が実施した「バヤン・ウルギー県におけるスイルヘミング山脈の生物多様性の基本調査」の結果が報告された。

 バヤン・ウルギー県のウランホス群とノゴーンノール群を跨り国境に位置するスイルヘミング山脈は、自然の美しさ、絶滅危惧種の動植物と歴史的で文化的記念碑の宝庫である。この特徴が評価され、2000年の国会第29回決議によって特別保護地域となった。

同地域には、ユキヒョウ、アルガル羊、アイベックスなどの「潜在的に絶滅の危機に瀕している」極めて希少な動物が生息する。

 専門機関が実施した同調査によると、この地域に生息するアルガル羊は、2007年当初300頭であったが、今年では2000頭に上り83%増加したという。