Ulaanbaatar
2025年度国家予算が承認
経済
（ウランバートル市、2024年12月13日、国営モンツァメ通信社）モンゴル国会が内閣に対して赤字のない予算案を作成するよう指示した。それにより、2025年度国家予算案が2回目の修正を加えられ、国会で審議・可決された。
フレルスフ大統領はその権限に基づき、2025年度国家予算に対して拒否権を行使した。国会はその拒否を審議し、政策的および法的に十分な根拠があると判断し、受け入れた。
2025年度国家予算法で一部行政機関の2025年度の予算経常支出が732億トゥグルグ削減された。
上記支出の資金源として、がん病院用施設のリース費用、学校、幼稚園、寮の子どもたちの食事費、3交代制学校の施設賃貸費用に100億トゥグルグ、がん研究センターの建物修繕に29億トゥグルグ、エネルギー政策改革プログラムの実施に50億トゥグルグが予算案に追加された。
来年度の統合予算の均衡収入および援助の合計は33兆5000億トゥグルグとなり、これは国内総生産の35.2%に相当する。総支出および純借入の合計も33兆5000億トゥグルグで、国内総生産の35.2%に達する。その結果、均衡予算は赤字ゼロとなり、基本収支が国内総生産の3.3%の黒字となる。
