資金調達の法的環境が討論
経済(ウランバートル市、2024年12月15日、国営モンツァメ通信社)モンゴルには過去、合計457億米㌦の外国直接投資が流入した。過去6年間でモンゴルに流入した424億米㌦の外国直接投資の73%が鉱業および採掘分野に集中している。同件は外国直接投資が多様化していないことを示しており、ウランバートル・ギャラリーで開催された「Mongolia Growth Forum」で言及された。
多様化だけでなく、投資において優先すべき分野は何か、法的な安定性と公正な実施が確保されているかなどの課題も議論された。言い換えれば、政府が投資法を改正していることが紹介され、その方針についても討論が行われた。具体的に、政府調達法、投資法、競争法が紹介され、新しい理念と貿易政策に対する改革的な提案が紹介された。
外国投資法の策定・改正は、他方、政府が発表した14件のメガ・プロジェクトを含む開発プロジェクトを資金調達するための法的環境整備への期待を生み出す。
政府は投資法の改正案を策定中である。同法案に投資家の法的保障を確保し、投資を促進し、継続的かつ円滑な運営を支えるための規定が盛り込まれているとG.ジャブハラントゥグス・モンゴル国副首相非常勤顧問が紹介した。
同氏は、「同法の適用範囲は、外国投資への支持、投資誘致、保護、投資保証の確立、投資家の権利と義務の明確化に関するものである。法律は『外国投資法』と名付けられる」と説明した。