テムーレン氏:合計109頭の馬の賞賛詩を詠んだ
教育
(ウランバートル市、2024年12月26日、国営モンツァメ通信社)12月25日、ウランバートル・ギャラリーで「2024年の最優秀な児童」に選出された子どもたちに表彰状を授与するイベントが開催された。
2024年に国内および国際的かつ地域的なレベルで、知性、学業、芸術、体育、スポーツ、環境保護、モンゴル伝統・歴史・文化の継承、人道的かつ慈善的活動、児童参加型組織のリーダーシップ、技術的思考、新アイデア、チーム成功という10種目で、全国の1678人の子どもが競い合った。その結果、今回は特別な成果を上げ、祖国を宣伝し、同世代をリードした74人の子どもが「2024年の最優秀な児童」として選出された。
この際、「2024年の最優秀な児童」に選出された一部の子どもの感想を伺った。
ゴビスンべル県スンベル郡の中学校12年生で、「サンサル」柔道クラブの選手であるD.ウールツァイフ氏は、柔術を2年間、柔道を3年間続けているという。この期間中、全国選手権大会でダブル金メダルを獲得し、国際大会で銀メダルと銅メダルを獲得した。現在、-68㌔の階級で挑戦している。
柔道クラブの選手らは、柔道と柔術を取り入れたトレーニングをしている。現在、50人以上の子供が訓練に参加している。
このスポーツの利点は「全ての人に機会を」スローガンの下、障害児でも取り組むことができる。私は、このスポーツは全ての人に適したスポーツであると考えている。
このスポーツを始めたいと思っている同世代の仲間たちにアドバイスをするなら、忍耐強く続けることが大切であると言いたい。そうすれば、成功は自然とやってくるであろう。モンゴルでこのスポーツが非常に速いペースで発展している。
ウブルハンガイ県バトウルジート郡の第2番学校の12年生であるトゥブシントゥル氏は、「3年間モンゴルの伝統的な弓射に取り組んでおり、今年のナーダム祭で優勝し、「イデル・メルゲン」称号を授与された。昨年のナーダム祭で3位に入賞した。今回は「2024年の最優秀な児童」に選出されたことを嬉しく思う。伝統的な弓射を通じて、自己管理能力が向上し、人とのコミュニケーションが得意になった。将来、故郷の人々を喜ばせる名射手になることを目指している。弓射を学ぶ上で、コーチが非常に重要である。私は、P.バヤンムンフという素晴らしい先生に教わっている」と語った。
バヤンホンゴル県ノムゴン学校の7年生であるT.テムーレン氏は、「最初は馬の称賛方法をを知らず、モンゴルの文化を知らない子どもであった。しかし、2023年からモンゴルの伝統文化を学び始め、先生を見て参考にし、11歳から馬を賞賛する技術を習得した。これまで6つのナーダム祭で合計109頭の馬を賞賛する詩を詠んだ。今後、さらに努力して、長唄歌手になり、そしてナーダム祭でモンゴル相撲の呼び出しになることを夢見ている。2025年度に、人々が平和で健全かつ幸福な日々を送るよう願っている」と述べた。