債務リスクプレミアム2.27%に達し、史上最低水準に

経済
montsushin@montsame.gov.mn
2025-02-24 16:36:35

(ウランバートル市、2025年2月24日、国営モンツァメ通信社)モンゴル政府は「センチリ4」プロジェクトの枠内で、金利6.625%、5年満期の5億米㌦の債券を発行し、国際金融市場で取引を開始した。


債券の初回注文は販売予定額の8.2倍に増加し、41億米㌦に達した。従って、モンゴルの債務リスクプレミアムが2.27%に低下し、債券金利を第2次市場の金利よりも安く設定することが可能となった。


また「センチリ4」債券の取引を行い、来年支払われる「ノマド」債券と「センチリ2」債券を買い戻す形式で債務整理が進められる。


債務の安定性がこのように向上し、「ノマド」債券の支払いが予算と経済の負担なく行えるようになった。従って、対外債務の縮小、国家信用格付けの向上、マクロ経済の安定確保にとって重要な一歩となったと財務省が報じた。


新債券の取引の際、モンゴルより高い信用格付けを持つウズベキスタン、ブラジル、ドミニカが債券を発行したが、モンゴルは金利が0.1〜0.4ポイント安い債券を発行した。結果、国内企業は国際金融市場から低コストの財源を得ることが可能となった。