オユトルゴイは世界第4位の銅鉱山

政治
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2025-03-21 10:50:52

(ウランバートル市、2025年3月21日、国営モンツァメ通信社)3月20日、オフナー・フレルスフ大統領は、オユトルゴイ坑内掘りを視察した。


「オユトルゴイ」社は2022年に坑内掘りの開発を開始し、昨年124番目の鉱石降下用爆破を行った。2025年に採掘が前年比50%上昇し、銅精鉱の生産が増加した。2028~2030年に坑内掘りと露天掘りで年間平均で50万㌧の銅を採掘する見込みである。すなわち、1日で1万7000台の電気自動車を製造する量の銅を生産する世界第4位の銅鉱山になる。


フレルスフ大統領は、1300㍍の地下で世界上位の建設に成功したモンゴル人の青年たちと外国人専門家に感謝の意を表した。また「同建設が鉱業分野で良好な模範になることを確信している。オユトルゴイ鉱山の生産と採掘は年々増加しており、世界の先端技術の導入、安全な労働環境は全社員の努力と尽力の成果である。今後、より多くの企業や個人、富の創造者と協力し、そのビジネスを支持すると確信している」と述べた。 


2014~2024年に「オユトルゴイ」プロジェクトは、モンゴルの全輸出収入の約17%、鉱産物輸出の20%、外貨の44%を占めた。2024~2051年にモンゴルが同プロジェクトから得る総利益は119億米㌦である。同社は「南ゴビの坑内掘り研究所」を設立し、鉱業分野で世界と競争できる国内外の人材を育成し始めた。